幻想神域 -Cross to Fate-

2020年6月10日 2020年6月27日

久しぶりにMMORPGやってました。
サービス4周年を迎えたX-LEGENDの台湾系MMORPG。

最近始まったスマホ版でも（いろいろ）話題のPS4版でもなく、SP版。

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幻想神域 -Cross to Fate-ゲーム概要

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すごくオーソドックスな作り。
ターゲット式の戦闘でスキルはクールタイムで制御。
そしてクエストゲー。

あとはIDの攻略が中心なMO寄りの設計。これもよくあるやつ。

目新しい部分はないのですが、既存の要素を無理なく取り入れていてまとまっている印象を受けました。
オート移動やクエストのガイドなどストレスをあまり与えない作りになっています。
UIも一部を除き優秀。MOBのドロップアイテムをひと目で確認できたり、装備やアバターアイテムは簡単に試着できたり。

○グラフィック

グラフィックは最近のゲームと比べると圧倒的にしょぼいですが、アニメ寄りのキャラクター造形で差別化されています。
ターゲット層が被るのか今夏サービス終了したECOからの移住者も見かけます。

ECOとはさすがに比べられませんが、アバターがそれなりに豊富。
あとは幻神（ペット要素に近い何か）や乗り物も個性的なものが用意されています。

非戦闘系コンテンツ

ハウジングやら料理やら釣りやらいろいろ。総じて謎ミニゲームが多い印象。

サブクエストや実績系も充実してるので、幅広く遊べそうな印象を受けました。

コミュニティ

プレイ人口はそれなりで、ゲーム内のコミュニティや経済は機能しています。
ここまでやった感じでは、ライト層も廃人もある程度いるのではないかと。
一部の大手以外のMMORPGが立ち行かなくなっている中で健闘していると言えるのではないでしょうか。

課金について

主な課金要素。
幻神、乗り物、新作アバターアイテムを目玉とするガチャ
装備の強化関係アイテム
カバン拡張などその他便利アイテム

ガチャは11連とかはなく、箱を買って一つ一つ開けていく形（≠ボックスガチャ）。
あとこの他に謎ルーレットが存在。

ガチャ関係・課金関係で面白いと思ったのは三つ。
一つは、ゲーム内取引がある程度制限されている点。
幻神はトレード不可だし、装備やアバターも一旦身につけるとトレード不可に。

こういう設計がどこまで売上に繋がるかは興味深いです。
ゲーム内で手に入らないから課金をしようっていう影響とゲーム内で売りにくいから課金を渋るっていう影響の両方があるわけで。
広く捉えるならネトゲに限らず、中古市場の存在が利益になるかどうかとかそんな議論ですね。

二つ目は、幻神の鍵の欠片（10個集めると幻神が手に入る）の存在。
一つ目の話と結びついてなかなかえげつないと感じました。
○万円使って幻神は手に入ってないけど欠片は結構たまった、この時にガチャを引くのをやめられるかって話。

三つ目は、本当に課金でしか手に入らないアイテムがそこまで多くないという点。
トレード不可な幻神も貴重なアバターアイテムも時間がたてば無課金でも手に入れる手段が新たに追加される模様。
絶対に課金をしたくないという層でもある程度は戦えるのかもしれません。

【気になった点】
日課

毎日「やったほうがいい」ことが大量にあります。
わりと時間に追われる感じがあって、このあたりは好みが分かれそう。
もちろん「やらなければならない」ことではないので、割り切れる人なら問題ないはず。

○チャット、メール関係の仕様
このへんは不満が多いです。
チャットは保持されるログが少なく、一部のマップに入るとなぜかクリアされる仕様。（しかも外部に保存されるログもなし）
あと勝手に発言がオープンに切り替わる現象が多発するので誤爆が日常茶飯事。

メールはやたらNGワードに引っかかる、メール保存期限が存在、送信したメールが見れない等。

○ギルドゲー？
ギルドで集まってID等を攻略するという遊び方をしている人が多い模様。
居心地のいいコミュニティを見つけられるかどうかが大事だと思いました。
まぁネトゲってだいたいそんなもんですが。

○全体的な古臭さ
如何ともしがたい部分。良く言えばレトロ趣味。
グラフィックのショボさの他、ボイスとかもないです。

○スキップカード

5,000円。えーどうなん、これ。

◇　◇　◇　◇　◇

けっこう楽しめているのでしばらく続けてると思います。

特典用

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